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第四章 第16話 アリシア、治癒ポーションを開発する

Penulis: 奇蹟あい
last update Tanggal publikasi: 2026-08-21 22:21:40

「はーい、というわけで、今日から臨時で一緒に働くことになった新人ちゃんたちでーす。みんな仲良くね♪」

 さっすが軍人さんたち。

 今日頼みに行って、今日そのままお店に連れてこられても文句ひとつ言わないのね。

「まずはみなさん、オリエンテーションをしましょう。20人くらいのグループに分けていきます。お店の中、外、街中など、わたしたちの活動内容を確認してもらったり、料理の試食やローラーシューズの練習をしてもらいます」

 それにしても人数多い!

 いや、基本的にみんな筋肉ムキムキで体がでかい! 全員お店のホールに人が入りきらない……。

「ソフィーさん、さすがに178人一気に稼働は手に余りますね……。とくに調理場はスペースが限られているからどうにかそこだけでも別の施設を借りられたりしないかな……」

 販売のほうは、わたしが、タッチパネル式魔力認証注文システムをちょっとずつ創って増やしていけばいいんだけどね。

「通常の調理だけでいいのであれば、いくつかあてはあるわよ。そっちは任せてちょうだい」

「助かります。とりあえずはざっと全員面接して、何をやってもらうか配属を決めないと……」

 って、自分
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    「というわけで、新しい見習いさんたちが入ってきましたから、編成を細かくしていきたいと思います。今から呼ぶ人は各セクションの責任者です。その下にチームを作って、各チームにリーダーを置いていきます」 このお店も本格的な組織構造になっていくね。 でも、営業しながら新人を教育していくには少人数のチームを複数作って、それを束ねていくしかないかなーって。「見習いさんたちの配置はそれぞれお伝えした通りです。リーダーにくっついて回って、しっかりと仕事内容を学んでください。といっても、最初の3日間は合同研修です。ローラーシューズの練習を兼ねて、お店の中や周辺のお掃除をしてもらいます。それとお店のメニューもしっかり把握してもらう必要があるので、たくさん食べて、飲んで、このお店のすばらしさを真に理解する時間に充ててくださいね。あ、お酒は就業時間中はダメですよ。退勤した後に試飲できるように計らいますからね」 小首傾げてウィンク☆ 軍人の新人さんたちめっちゃ盛り上がってるー! えー、なーに? そんなにわたしかわいい? 好きになっちゃった⁉ ああ、お酒……そうですよね……知ってましたー! くそー、惚れ薬でも混ぜてやろうかしら⁉* * * そして研修3日目。「さすが軍の訓練を受けてるだけあって、みんな体力はありますねー」 重い物を運ばせても疲れた素振り1つ見せないし、みんな姿勢正しくキビキビ働いているね。「『足が止まったら死ぬ』最初に教えられるのはそれよ」 苦虫を嚙み潰したような顔でソフィーさんが言う。「戦争っておそろしい……」「でもそれは自分たちの身を守るためでもあるの。心が折れずに逃げることができれば、次の機会は必ず訪れる。無駄に死んではいけない。それがこの国の考え方よ」 特攻隊、みたいな国のために滅私を強要することがないっていうのはとっても健全よねー。それでも戦争はなくならないというのは悲しい話ではあるけれど、国という概念がある以上、それぞれの正義があるからどうしても争いが避けられない時もある、か……。島国だけど、やっぱり船が攻めてくるのかな? それともワイバーンに乗って、とか?「あなたたち! ここは軍ではないんだから、すれ違う時に敬礼はやめなさい。お客様が見たらギョッとするでしょ」 ソフィーさんが軍人さんたちを捕まえて指摘する。 まあ、いきなり違う組織

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    「というわけなので、一部販売方式を変えていきます。今日から見習いの天使ちゃんJrのみなさんは、それぞれベテランのお兄さんたちのアシスタントとして一緒に回ってください。割り振りはこちらの紙に」 わたしとソフィーさんは急いで『龍神の館』に戻り、天使ちゃんたちを集めて説明をした。 路上販売の許可がでたこと。 100個の連動型アイテム収納ボックスを借り受けたこと。 つまり、これまで年が若かったり、お店に来たばっかりだったりでまだちゃんと稼働していなかった天使ちゃんたちを一気に教育する必要が出てきたわけですよ。 実践方式でね。OJTってやつですよ!「ローラーシューズの扱いにも慣れてもらわないといけないので、天使ちゃんJrのみなさんはくれぐれも無理はしないように。でも少しずつ周りの方に声掛けをして販売の経験をしてみましょう。基本的には呼び込みをして待つスタイルで。けっしてしつこくしてはいけませんよ」 キャッチセールスみたいになってしまったら、一気にお店の評判が下がるからね。「またガーランド伯爵が号外の新聞で路上販売のことをお知らせしてくれるそうなので、安心して売っていきましょう!」 気合の入った叫び声があちこちから聞こえてくる。 おおー。 天使ちゃんJrのみんながけっこうやる気だ! 忙しいお店の中で役割が与えられなくて悶々としていたんだね。ごめんね。お店のことを優先していてキミたちのことをほったらかしにしてしまっていたよー。「まかないも連動型アイテム収納ボックスから取り出せるので、休憩時間には自由にどうぞー。外は暑いからホントに無理しちゃダメよ。水分補給はこまめにね」 ニコイチペアの天使ちゃんたちが次々とお店を飛び出していく。 おー、新人ちゃんたちもがんばってー。 と、ロイスがアイテム収納ボックスを片手にお店から出て行こうしている。「ちょっとロイス? どこいくの?」 その背中がびくんと反応した。「えっと……私も路上販売してみたいなって……」 ロイスはこちらを振り向かない。それどころか、ゆっくりと足を前に動かして店から出ようと……。「さすがにロイスは店頭販売までにしておいてくれる? 何かあったらお父様に申し開きができないよ……」 領主の娘に路上販売はちょっと……。 人だかりができてもし何かトラブルになったりしたら取り返しがつかないも

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    「伝えにくいことって……」 はっ! もしかして、この間ボール遊びをしていて教会のステンドグラスを割ったから、罰が与えられる⁉「いいえ。私は女神ですから、そのようなことで怒ったりはしません。ですが、あなたはきちんと謝ることのできる大人になれると良いですね」「はい……ごめんなさい」 黙って逃げてごめんなさい……。「許しましょう。ですが、伝えたいのはそのことではありません」 あれ? ミィシェリア様って、さっきわたしの心の声に返事しなかった?「ええ、あなたの心の声は全部聞こえていますよ。私は女神ですから、信徒の心の声を聞くことができます。神と子の間に隠しごとはできませんから、裏表なく、清

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